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おわら風の盆

2012.9.1〜2

津6:33発近鉄特急〜名古屋7:52発特急しらさぎ号で一路富山へ〜

富山11:25着〜ANA富山ホテルにチックインして小休憩。再び富山駅から特急ひだ号で、越中八尾に向かいます。

13:30八尾駅着。川向うの石垣の上にある町が坂の町八尾です。

八尾諏訪町は、石畳の坂道が続き、とても風情のある街並みです。

おわらが始まるまで、街並を散策します。

午後3時から午後11時までの間、八尾のいくつかの通りや舞台で、踊りが開催

されます。

通りがざわつき始めました。

諏訪町のお宅の玄関先で、男女が踊ります。

その前方は、小中学生も交じり輪踊りをしています。

 

さすがに、目の前で見る男踊りは迫力がすごいです。

生で聴くおわら節もすばらしい響きです。

踊りの列は、ゆるい坂道を登っていきます。

 

私たちは、列に続かずに、他の町へ向かいます。

諏訪町を上ると 

東新町です。愛らしい早乙女衣装の子供たちも参加しています。

通りを歩いていると、演奏する方を囲んで輪踊りが行われていました。

支部により、衣裳も違います。

 

 

上新町の通りにはお店も多く、いつの間にやら、観光客で溢れてきました。

日中は、暑さが厳しいです。

西町の宮田旅館の通りにでました。

この辺りは、演舞は、まだ始まっていないので、静かな空間です。

私たちは、17時から観光会館で、鏡町支部のおわらステージの見学です。

涼しい会館内で、椅子にすわり、ゆっくりと観賞できました。

 

会館の外へでます。

18時前の諏訪通りの様子。ぼんぼりの灯りがともされました。

身動きとれない程の人出です。

 

夜の演舞は7時から始まります。

その間に夕食を取り、居酒屋風の酒蔵の店内で休憩をしていると、雨がポツリ、ポツリ・・・・・

しばらくすると雨が本降りになってきました。町流しは、雨が止むまで中止です。

店の目の前が、西町の公民館となっており、2階で踊りが始まりました。

格子障子の粋な舞台です。

雨も止みました。

19時から始まっている演舞場のチケットが購入してありましたので、

演舞場へ急ぎます。

 

 

舞台演舞は後半になっていましたが、

各支部の舞台演舞を見ることができました。

 

さて、これから、町流しを見に通りを歩きます。

ちょうど今町支部の演舞が見れました。

門名寺の境内にて。

八尾は、門名寺の門前町と栄えた町です。

踊りの終わった後は、踊り手と観客全員で合掌しました。

再び、西町へ。

三味線や胡弓の音色が響き、もの静かに列が進みます。

大雨の上がった後の凛とした空気、秋風が吹き、満月が町を照らします。

宮田旅館で、休憩をさせてもらっていると、

プライベートな来客のために、演舞が披露されるそうです。

私たちも、ご主人のはからいで、ご相伴させていただきました。

踊りも、もちろんですが、三味線と胡弓の音色、唄に、しばらく、

酔いしれました。

とても貴重なひと時を有難うございました。

 

二百十日は、台風の到来の時節。

風の盆は、収穫前の稲が風の妨害に遭わないように豊作祈願の意味があるそうです。

この後、上新町の大きな輪踊りを見て、

午前1時、タクシーで富山の宿に戻りました。

街中には、まだまだ観光客は残っています。

 

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さて翌日は。次へ